自動車

搭載技術の優劣が自動車の評価になるのか

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最近、どうしても自分で感じたことよりも数字で見えるもののほうに目が行ってしまうようになってきたので、ここらで考え方のスタンスをニュートラルポジションに戻そうと思います。

私がいわんとしていることはタイトルでわかると思いますが、きっちりと始めに言ってしまいますね。

ぼんじり
ぼんじり
自動車の評価は搭載技術やスペックの優劣で決まりません

そもそもなぜこのような記事を書こうと思ったのかといいますと、最近新型インサイトの登場やらでホンダハイブリッドシステム i-MMDについて書かれた記事が増えてきました。その延長でホンダのi-MMDと日産のe-powerの比較を行っている人も増えてきたように感じます。

私自身、e-powerとi-MMDの比較のような記事を書いてきた身で意見を述べるのは恐縮ですが、同じシリーズ・ハイブリッドだからという尺度でふたつを比べるのならまだしも、搭載技術の(システム構成面での)優劣が自動車の評価の優劣に直結しているような書き口の記事に関しては同意しかねます。

というのも下記の記事で説明していますがi-MMDは高速度域でのエンジン直結走行のモードがあるのでe-powerと比較すると走行モード全体でのエネルギー効率が勝っている可能性が高いです。

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しかしながらこれはモーター走行とエンジン走行の切り替えによるショックの発生やフィーリングの変化を生む可能性があるので、かならずしもプラスにのみ作用するものではありません。

その点e-powerは全域でモーター走行を行うので高速域でのエネルギー効率の低下はあるかもしれませんが、走行フィーリングの変化がありません。日産が謳う「充電のいらない電気自動車」といった先進性をアピールするキャッチコピーどおりの走りをユーザーに伝えられるでしょう。

結局の所、ユーザーがどういったものを求めているのか、より大きな母数をカバーできたかが自動車の評価(ここでは客観的、相対的指標として台数のことを指しています)に繋がるのでしょう。そういった前提のもと考えてみると、搭載技術や性能というのはあくまでも評価の一部であり、そのものではありません。

ということで

ぼんじり
ぼんじり
自動車の評価は搭載技術やスペックの優劣で決まりません

以上です

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