自動車

シビック type-R (FK8型) って最高じゃね?と思った話

Pocket

 

 

 

 

ぼんじり

過去記事での発言を改めさせて頂きたく思います…

 

これらの記事で散々

シビック(のプラットフォーム共有車)は売れないだの

ホンダは何を考えているの?など

好き勝手言ってきたのですが!

 

調べてみたら

 

ぼんじり

シビック type-R (FK8型)すごいやん…

 

と思ったので過去記事の懺悔をしつつご紹介させていただきます

 

 

今回のタイプRは優等生

ぼんじり

というわけで今回のタイプRをひとことで言うと

めっちゃ優等生!です。

 

 

優等生ポイントをあげます

1.一気筒当たり500cc

熱効率に優れた排気量

2.4気筒2.0L

少なすぎず多すぎず、噴き上がりの良さ、滑らかさ、車体レイアウト、シャシー的に扱える出力などバランスが良い

3.先代からエンジンはいじらない

シャシーで走行性能を高めるぜー感が伝わる

4.NA感覚のターボ

トルクが常に一定、それでいてレブまでまわる

派手さはないが扱いやすく、速い

5.先代の弱点を克服

・フロント デュアルアクシス・ストラット

・リア マルチリンク

・減衰可変ダンパー

・シングルマスフライホイール(SMFW)採用

6.レブマッチシステム採用

SMFWのネガを解消

7.ハッチバックベースの車体

慣性力の低減

 

 

ここまでみればおわかりでしょうが今回のタイプRはパワートレインではなく車体面の強化が著しいです。

 

おそらく先代タイプR(FK2)でニュル最速を目指した時点でホンダはニュルの高低差、高速コーナーには馬力よりも立ち上がりの早さ、トルクが必要だと感じたのでしょう。

そしてターボを採用したものの、ニュルでタイムを出すためにはパワートレインの強化だけでは不十分。

ホンダは車体の設計から見直す必要があると悟ったのでしょう。

 

その後FK8に施されたニュル対策が非常に優等生的です。

アンダーステアの塊とも称された先代タイプRから打って変わって足回り、車体は大幅に強化。

コーナリング時の安定性強化のため電子制御減衰力可変ダンパー採用でタイヤ接地面積を安定させ、FFでもリアの安定性は重要ということでマルチリンク採用ハッチバックベースの短い車体で慣性力低減!

 

更に剛性が大幅にアップされたボディとNA感覚のターボ、SMFWの自然な操作感などが組み合わさった結果

「わずか」320馬力でのニュル7分43秒80達成!

(7分43秒台は500馬力を超えるようなクルマばかり)

 

ホンダが「自動車の速さや価値はエンジンだけで決まるわけでも、スペックの数字で決まるわけではない」

という考えを持っていたようにも私は感じました。

 

ということで今回のシビックは

ぼんじり

プラットフォームのすべてがすごい

と言えます。

 

そして実は、プラットフォーム命のクルマがニュル最速、というのはシビック=速いクルマという意味以上に重要な意味があるんです

 

今後高まるプラットフォームの価値

今後はプラットフォームの価値がどんどん高まっていくのだと私は考えています。

 

現在は世界的にEVの開発が活発化し、「EVは参入が容易」だとか、「既存の自動車メーカーのインセンティブはなくなる」だとか言われている声がありますが、自動車メーカーの優位性はプラットフォーム開発にあるため、今後はEVでも既存の自動車メーカーが幅を効かせていくことでしょう。

 

トヨタがTNGAをせっせと開発しているのも、ホンダがシビック(のプラットフォーム)を作るのも同じ理由で、走行性能や安全性能、外観、コストまでを左右するプラットフォームは長年積み重ねられてきたノウハウが生きる上、この先数十年を戦うための大きな武器となります。

ざっくりいうとプラットフォームはそれまでの積み重ねが今後の量産車の開発にも生きてくるので、作るのは大変だけどその分価値が高いんです。

ポッと出のメーカーはEVのパワートレインは作れても車体に関しては手が出ないでしょう。ということでこれからはいかに優れたプラットフォームを作れるかの時代です。

 

ということでホンダが打ち立てたFF車ニュル最速記録

これは

ぼんじり

走る・曲がる・止まるの基本性能が超一流!

という自動車の基本性能の高さを保証する最高の名誉です。

 

この称号をもったシビックはもちろん。

シビックとプラットフォームを共通するCR-V、インサイト、アコードはこれだけですごいとわかるようなものです。

それに主要なセダン、ハッチバック、SUVのボディタイプに加え、既存ハイブリッドの流用もできるというシビックのプラットフォームは、ものすごく万能なプラットフォームであるといえます。

 

ぼんじり

シビックすごすぎ…ホンダすごすぎ…。

 

お恥ずかしながら、私はホンダがシビックニュル最速!とやっていることを見て「ホンダは何をやっているのだろう?」と思ったり、新型インサイトをボロクソに言ったりしていました。

しかしプラットフォームの優位性をアピールするためにホンダがニュル最速を取りに行ったとしたのなら、私が考えている以上にホンダはすごいのだと思います。

 

過去の発言を改めさせて頂きたく思います。

 

まとめ

というわけでホンダは優れたプラットフォームを持ったシビックを作ったわけですが、シビックには

ぼんじり

「新しいホンダ」らしさも込められているのでは?

とも思うんですよ。

 

かつてはいろんな称号を持っていたホンダですがね

 

官能的な高回転のノビを持ったエンジン →「エンジンのホンダ」

F1で他を圧倒 →「F1のホンダ」

二輪でマン島制覇 →「二輪のホンダ」

カブがすげえ →「カブのホンダ」

 

最近のホンダは? →「?」

ということですごいホンダの歴史も今や転換の時期に差し掛かっているのでしょう。

 

もちろんホンダ自身もそれは感じている。

だからこそ今の現状でシビックを国内販売するというみんなが期待する「かつてのホンダらしさ」に加え、それだけじゃ終わらせないぞ!とシビックタイプRで打ち立てたニュル最速→自動車トータルでの素晴らしさを「新しいホンダらしさ」として今回のシビックに込めることで、新しいホンダへの筋道を示しているのだと思います。

これからのホンダに期待です。

 

最後までお読みいただきありがとうございました

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。