コラム

打ち水ついて考える

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ほい!こんにちは~

皆様、夏をどうお過ごしですか?

今回は今年の暑さによって各所から挙げられた問題、話題について

私の考えを書かせていただきました~

 

よろしくおねがいします!

 

打ち水についての考察

問題点が指摘されるようになってきた東京オリンピックですが、ココ最近は今年の災害級の暑さを受けて「この暑さでオリンピックを開催して本当に大丈夫なのか」といった選手の健康を心配する声が特に大きいように感じます。

これを受けて小池百合子都知事は「打ち水作戦」なるものを掲げてオリンピックへ臨むと発表しました。

これが人々の持っていた「オリンピックに対してなにか物申したかった気持ち」に火をつけ(もしかしたら火に油を注いで)、さらなる批判を生むことととなりました。

 

確かにボランティアの扱いとお金の流れについては「?」な部分もありますが

私は「打ち水作戦」については

ぼんじり
ぼんじり
きちんとした効果、対策のビジョンが示せるのならやってもいいのでは?(叩かれることでもないのでは)

と考えています。

 

今回の場合は「小池百合子都知事はいつも悪い(国民が望んでいない)ことをしている」といった前提があり、その延長で「だから小池百合子都知事の提案すること(打ち水作戦)はダメだ」と判断されているように感じられます。

これが小池百合子都知事ではなく、どこぞの圧倒的な支持率を持つ首相やノーベル賞受賞者などが「打ち水作戦」を指示したのであれば、同様の論法での批判意見は生まれないのでは?

基本的にこういった批判意見は「なにをやるか」ではなく「だれがやるのか(だれが指示するのか)」で判断された上で出されることが多いです。

世の中には罪を憎んで人を憎まずというフレーズがありますが、なにが本質として重要なのかを考えて、時勢や人の意見には流されずに得た意見にこそ議論の余地が生まれるのではないか、と私は考えています。

もちろんみんながみんなそういった人間では多様性なり、人間性なり、世の中の深みがなくなってしまうので、うーん、なんというか、あくまでも私個人の意見です。はい。

 

 

現時点で言いたいことをだいぶ言ってしまったので

以後は少しばかり理論的なお話をしたいと思います。

 

ぶっちゃけ打ち水は効果あるの?

ぶっちゃけると「わからない」というのが私の意見です

というのも今回のような猛暑に対して我々ができることがどの程度の規模なのかが不明なのでなんとも言いようがないのです。

「猛暑」という一種の天候ともとれる状態を打破するためには、天候を変えるに等しいインパクトが必要になってきます。

 

要するに

ぼんじり
ぼんじり
天気を変えられるくらいの力がないと無理だよ

その力があるの?

と言いたいのです。

 

そもそも同じ緯度の地域においても、標高や周囲の環境で天候が変わるというのに「打ち水は気化熱で物体表面の温度を下げるから有効」とか「気化した水が温室効果ガスとして機能するから無効」だとか判断しても視点がミクロすぎて判断できません。

 

こちらのサイトを参照されたし

これは「エアコンの室外機に打ち水(と同様のこと)をすると部屋がより冷えやすくなる」といった民間伝承です。(論文ではないのであえて民間伝承とさせていただきます)

 

「気化熱による物体表面温度の低下が冷却効率を高め、室温の低下に寄与している」この例をとると室温が低下したのだから「打ち水は有効」だと言えますが、マクロ的な視点で見ると、室外機のある空間と室内空間の熱の総量は変わらず(なんならクーラーの駆動時に産生する熱で増えている)、結果として「不要な熱を人間が迷惑しない別の空間に押し付けている」ことになります。

この原則はエネルギー保存の法則に基づいて不変のものなので、打ち水しようがなんだろうが変わりません。

察しの良い方はもうおわかりでしょうが「東京の暑さをどうにかしたい」と考えるのなら、暑さを押し付けるための方法や押し付けられる場所が必要だと言うことです。

 

打ち水の有用性を議論するためには「暑さを押し付けるための方法や押し付けられる場所が必要」という前提をもとに、視点を「打ち水が暑さ(熱)を押し付ける(移動する)ための方法として有効なのかどうか」という視点にアップデートする必要があります。

 

そうした視点で見ると

・打ち水は電力を要しないため、クーラーに比べると低エネルギーで運用できる

・クーラーは気温を下げられるが、打ち水の冷却性能は物体表面に限られる

・クーラーは冷却の際に湿度を下げるが、打ち水は湿度を上げる

などの比較検討が浮かびます。

打ち水が有効なのかどうかはそこで判断すればよいのではないでしょうか(投げやり)

 

まとめ

要点まとめ

1. 意見は「だれがやるのか」で判断するのではなく「なにをやるか」で判断する

2. 東京の暑さをどうにかしたいなら、熱を移動する方法と貯める場所が必要

3. 打ち水が熱を移動するための方法として有効なのか検討する必要がある

 

以下は今回の記事を書く際に参考にした記事です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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